2005年10月13日

僕と父のナマズの川

●田んぼの草付きの水路をざるで堰き止め、上手からザバザバと父が水を蹴散らしながら追い込んだ夏の夜のナマズ捕り。懐中電灯で照らすと、大人の二の腕もあるような黒光りした大ナマズが、そのたびにざるの中で身をくねらせていた。見たこともない大きな獲物と、それをかんたんに捕まえてみせる父。気分が高揚した僕は、顔がくしゃくしゃになった。
●16番のソフトハックルを扇状に流し、伸びきったところでコツンとあたりがあってラインをたぐると、リールの径を上回るヤマベが足元に寄ってきた。半日で仕事を切り上げて遊んだ小春日和の午後。クルミの木のちょっと先の左岸に注ぐあの?僕と父のナマズの川?は、宅地化が進んでとうの昔に消えちまった。

報告:毛鉤丸(飯能市)
posted by furainozasshi at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 夏休みの雑誌

2005年08月04日

誰もいない夏休み

●入道雲、麦わら帽子、ランニングシャツ、田んぼのカエル。毎年、夏になると、幼い頃の記憶が鮮明に蘇ります。移り変わる季節の中で、とりわけ夏休みの思い出が強烈なのはそれだけ自然との触れ合いが濃密だったからでしょうか。遊び相手がいない夏休み。河原で一人遊びを覚えました。

報告:毛鉤丸(飯能市在住)
posted by furainozasshi at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 夏休みの雑誌

2005年07月30日

ギンヤンマかな?

●暑くなってきて上陸したらトンボが羽化を始めてフローターを片付けられない!の画像。ギンヤンマかな?

報告:windknot (三重県)
posted by furainozasshi at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 夏休みの雑誌

2005年06月20日

初夏

●白昼、鱒を探して川を遡る。
 
kentarou(東京都)
posted by furainozasshi at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 夏休みの雑誌

2004年09月02日

夏休みの思ひ出

●8月後半、千葉県中央部にある妻の実家に、一家で出かけました。周辺にはやまべ釣りスポットが点在しており、実家から徒歩3分の所にも、夕刻のライズが楽しいプールがあります。車で10分くらい走ると、温泉街を流れるY川や市街地をかすめるI川で良型の数釣りも楽しめます(ここではたまにアユもかかっちゃうことがあります)。

●妻は子どもの頃、「にぐり」という方法により、何も道具を使わずにやまべやウグイをつかまえていたそうです。この「にぐり」というのは、1.裸足で川の中に入り、中腰で川の中をのぞき込むようにじっとしている。2.やまべが、人間の足を石と勘違いし、足指の前や足首の横などに定位する。3.両掌をそっと水の中に入れ、定位している魚をサッとすくう。というシンプルな漁法です。「にぐり」という名前の由来を調べてみたのですが、どうもはっきりとはわかりません。どなたか知っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

●ところで、今回、温泉街の川で得意の「にぐり」をやっていた妻が、「ぎっくり腰」になってしまいました。連日の猛暑からくる疲れとウェーディングによる体の冷え、そして「にぐり」に欠かせない中腰姿勢の組み合わせがよくなかったようです。中高年の皆様、健康と身体にはくれぐれも気を付けて釣りをしましょう。
(写真)きれいなやまべのオスをうっとり眺める娘。

報告:報告:marupolo(会社在住)
posted by furainozasshi at 14:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 夏休みの雑誌