2014年09月24日

富岡製糸場 世界遺産登録決定! 6,000人の提灯行列に出くわす

富岡の一番長い日


富岡市内を車で運転中。富岡製糸場あたりの上空を、ヘリが一機、低空飛行で何度も転回している。今日の富岡市は、長い、長い一日になるのではないか? 今日は富岡製糸場世界遺産登録決定の日だ。


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私は富岡漢詩会に参加するために富岡へ来ている。90人近くの生徒が漢詩を勉強している。1ヶ月に1回、その90人近くの生徒が、1人1人自作の漢詩を皆の前で起立して声を出して、読む。富岡市公民館の3階が教室で、毎回入り切れないほどにパンパンだ。

メインの講師は84歳の先生で、その他に8人の審査の先生が目を光らせている。1人が読み上げてから、講師が漢字の間違いや、読み方の間違いをみんなの前で指摘する。それだけでなく、生徒さんからも、ここが間違っていると指摘される。

自分の番になるまで早くても1時間半ぐらいか、またそれ以上かかる時もある。私は何が嫌いかといえば、大勢の皆さんの前で、漢詩を声を出して読むことがきらいだ。そこから、逃げ出したいくらいドギマギする自分がつらい。

じつは、この発表会へ来る前の9カ月間、私は漢詩会の第23期生として、別の講師の80歳の先生に漢詩のあいうえおをミッチリ教えてもらっている。先生が私の何倍も苦労をして、出来の悪い私を何とかしてやりたいという気持ちが、痛いほど私には伝わってくる。自分のためより先生のためにやめることが出来ない。そんな空気のなかでステップアップされている自分がいると思っている。

頭を刈れるのも毛がある内


外は物凄い大雨だ。午前中の天気は大丈夫だったのに。漢詩会まではまだ少し時間があったので、富岡製糸場まで歩いてみようと思った。富岡駅の前を通ると、高校生らしきお富さんが2人ニコニコしている。私と一緒に写真をとらせてくれますかと聞くとOKですと言ってくれて、若い袴姿の高校生と写真に納まる。私の鼻の下が・・・。上州人のおもてなしの心が若さではじけ飛んだ。富岡製糸場の世界遺産登録に花を添えているようで、私の心もとても華やいだ。

商店街に歩を進めると、何十年前かの記憶にある商店街とまったく違う。浦島太郎状態だ。地元の中学生が自転車で前に進もうとすると、観光客ですぐストップしてしまう。ついこの間までは人など疎らだったので、自転車でスイスイ通れたのにと、ムーとした表情が中学生らしくてかわいく感じた。
頭を下げて仲間に見せている若い男がいた。見ると「祝 世界遺産」と頭の毛を刈ってある。(そういうことが出来るのも毛がある若いうちだよ)と思った。人力車もある。40歳から50歳ぐらいの車夫が、どう見ても欲がなさそうなそぶりで、坐っていた。

どこから来たのですかと聞くと、地元だよ。人力車はどうしたのですか? うちにあったのさ。途中「なごみ」というお酒を扱っているお店の前を通った。横浜で「フライフィッシングショップなごみ」をやっている遠藤早都冶さんは元気かな。ショップを出してもう3年かと脳裏をよぎった。そこからすぐ、もう富岡製糸場の門と赤レンガの倉庫が見えてきた。

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お店を開けなきゃ、でも提灯行列を見たい


いけね、漢詩会の時間に遅れてしまう。富岡市公民館へ駆けこむと、すでに90人の漢詩の生徒たちの人いきれでざわついていた。これから小心者の心臓がドカンドカンと花火のように鼓動する、長い時間の幕開けだ。午後4時すぎ、薄暗く大粒の雨が窓を叩く。各自の自作詩の朗読が終わり、名詩鑑賞が終わり、それから漢詩の勉強へと進む。

84歳の先生が、「皆疲れた様な顔をしているが、俺も疲れた。もう少しで終わりだ」と言った。思っていても生徒の前ではなかなか言えない言葉かもしれない。聞くところによると、この漢詩会のほとんどの生徒が、元どこかの学校の教師だとのこと。田舎の60歳の釣具屋のおやじには着いて行けなくて当たり前の世界かもしれない。

漢詩会が終わったのが午後5時だった。雨は相変わらず強く落ちている。富岡製糸場世界遺産登録を祝う提灯行列は、午後7時からと聞いている。雨は降っているが、提灯行列は行われるようだ。私の悪い癖が頭を持ち上げて来たようで、これから松井田に帰り、お店を開けたところで、もう遅いし暗いし雨だ。もう一人の自分が(提灯行列を見たいんだろう)と声をかけて来た。すいませんそのとおりです。

市営駐車場に着くと、車がまばらにしか停まっていない。行列まではまだだいぶ時間がある。フライショップのお客さんに迷惑をかけているという意識が急に湧きあがってきた。罪の意識だろうか? 気がついたら、車内の電灯で漢詩の課題をしていた。もう一人の自分の声が(お前ずい分変わったな)と高い所から聞こえて来た。基本的には変わっていないと思う自分もいる。

いよいよ6000人が動き出す


午後6時になり外を見ると、車も増えてきた。まだ早いが私も出かけるかと傘をさし、集合場所の小学校に向かう。途中でも、雨の中色々工夫を凝らした物を手に持った人々が、傘をさし浴衣を着て、ハッピをまとい、どこからかぞろぞろ雨にも負けず人が会場に歩を向けている。


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新聞の関係者が「富岡製糸場 世界遺産登録決定」の号外をハッピ姿で配っていた。これから提灯行列が始まるという、その寸前に雨粒が落ちてこなくなっていた。群馬テレビの女性アナウンサーが澄んだ声で、「皆さん気を付けて、行ってらっしゃい」と6000人を送りだした。

全員が出るまで40分以上はかかった。私は一番最後に門を出た。行列が最後の方は、もう回りは暗くなっていた。町内にも提灯行列にも、若いお富さん、昔若かったお富さんが、ハカマ、はかま、袴姿で、オンパレードだ。町会ごとに御神輿、太鼓、横笛がドンチャン騒ぎで、提灯行列を迎え入れてくれる。天気が良ければ、分からないが倍の12,000人は参加したかも知れない。

行列の最後尾だから、製糸場の中には入れないだろうと覚悟していたら、あれよ、あれよという間に中庭へ入れた。


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拍手、拍手、拍手の渦


西側の繭倉庫の前にでかいステージがあって、天井はテントになっていた。「富岡製糸場と絹産業遺産群」と書いてある看板の下にドーンと大きい、ゴールドのくす玉がある。行列ではドンジリだったが、気がついたら6000人の人波を掻き分け、掻き分け、さらに掻き分け、気がついたらいちばん前の方に来ていた。


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ステージに5人、富岡の観光大使の団しんや、深谷の市長、安中の市長、小淵優子衆議院議員、富岡市長が壇上に上がった。私の母親の実家は運送業を営んでいたが、母親の言い方を借りれば、団しんやさんのお父さんはそこの番頭をしていたのだそうだ。


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ゆるキャラが紹介された。最初に「まゆーゆ」。次に「お富ちゃん」、大拍手。白い繭の頭に緑色の桑の葉、オカイコ様がピュとシルクを吐き出している。ものすごい拍手が鳴りやまなかった。


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いよいよくす玉が割れた。「祝・世界遺産登録」の黒字が勢いよく舞い降りた。その周りを朱、青、ピンク、白、黄色の長いテープがはじけ飛んで舞った。拍手、拍手、拍手の渦だ。南の夜空にドカン、ドカンと大輪の花火が打ち上がり、またまた盛り上がった。まゆーゆやお富さんたちもステージから降りて来て、子供たちにサービスしていた。まゆーゆのピューと伸びるシルクが子どもに大人気で、あれではすぐ壊されてしまいそうだ。

駐車場に戻ると、もう午後9時を回っていた。道路を挟んで北側が安中市の火葬場で、南側が富岡市の火葬場だ。目の前は濃い霧で何も見えない。何か出てきたらどうしよう。車に、頼むから5分は故障しないでくれと願った。今日の私の長い、長い一日は、まるでジェトコースターに乗っている気分だった。緊張したり、感激したり、さいごには恐怖も味わえた。


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追記と写真


製糸場の技術指導員だったポール・ブリュナは、ホームシックにかからなかった。その訳は、実は住居の部屋から見える、鏑川越しの素晴しい景色がフランスの自分の故郷によく似ているためだったといわれています。


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富岡製糸場構内を観光客が見学できるのは、ほんの数パーセントにすぎない。そこで、世界遺産になる前に撮影しておいた、とっておきの写真を何枚かお見せしましょう。


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私のお店から車で5分のところに、碓氷製糸という会社がある。そこでは、富岡製糸とほぼ同時期に入れた日産織機が、今も現役で動いている。見学にはアポイントが必要だが、富岡製糸と同じ機械が動いている姿と、そこから生まれる白いつやのあるシルクを見ることができる。感動ものです。

わたしは釣り具屋ですからうまく説明できませんが、ヤマメの尺物の剥製もいいが、やはり渓流でヤマメの尺物を釣り、リリースする時の躍動感はもっといいというところでしょうか。


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どうも地元の者ですから、力が入っちゃって、ごめんなさい。


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小板橋伸俊(アンクルサム/群馬県安中市松井田町)


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ご投稿はinfo@furainozasshi.comまで 

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2014年07月30日

レインボーシーカーさんのバンブーロッドとスマホと増田川

夜、レインボーシーカーの宮川さんから、3日後にバンブーロッドを持って行きたいと電話が入った。今回は釣りがメインですから。じゃあ、いつもの3人組ですか? そうです。午前11時ぐらいにおじやまします。ではお待ちしています。

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マズイ、夜になると物凄い雨音で寝られないぐらいのドシャ降りだ。碓氷川は泥濁りだろうな? 翌朝の散歩で見に行くとやっぱり思ったとおりで、傘に強く当たる雨音を恨めしく思いながら家にたどり着く。どう逆算しても泥濁りは免れない。私の雨男ぶりを天に大政奉還したい。全然意味が違うだろう、でも何とかしてあげたい気持ちはやまやまだ。べっぴんさんに何とか小さくてもヤマメを釣ってもらいたい。宮川さんは去年増田川でいい型のヤマメを自分のバンブーロッドで釣り上げているんだもんね。

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今日はいよいよ宮川さんたちが来る日だ。ピーカンのいい天気になった。碓氷川の水量は減っていたが、濁りがまだ濃いので、今日のドライは難しいな。人情として、何とか皆さんにいい釣りをしてもらって、好印象で帰って貰いたいと思う。普段はお店のガラスに張り紙なんかしないのだけれど、東京から来てもらって行き違いになると、申し訳ないので「午前10時ごろまで留守にします」と張り紙にかいて貼った。午前11時ごろに行きますと言っていたような気がしたから。増田川の下流へ、川の調子を見に車を走らせた。途中、九十九(つくも)川という小さい川が流れているので、増田川を占う意味でも、チョット車を止めて川の具合を拝見。普段より水量は多いが、これはいける。充分ドライで釣りができる感がある。

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九十九川と増田川は約1キロメートルぐらいしか離れていない。望みを持ちながら、増田川の橋のたもとに車を止めた。あ〜ぁ、泥濁り、駄目だ、ドライは出来ない。増田川の方が九十九川より水量も多いので、まあ自然とは思うようにいかないものだ。後は東京さんたちに、判断して貰おう。

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店に着いて、張り紙を急いで剥いだ。よかった、間に合った。「こんにちは」。きた、きた。どうも久しぶりです。1人は都合がつかなくて、2人で来ました。さっそくバンブーロッドを見せて下さい。たしか4本ですよね。その日は、なぜだかそわそわしていて、いきなりお店の前でバンブーロッドを振りだした。いけない、いけないと、その後からバンブーロッドの各部所を見せてもらった。いつもながらとても綺麗に仕上がっている。トンキンケーンの#4 7‘6“と#3 7’3”と#3 7‘0“#3 6’9”だ。4本とも振らせてもらった。

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いつもどうり、みんな申し分のない出来具合だが、私の体がなぜだかバンブーロッドに、シャキッと感を微妙に強く感じている。どうしてなのかな。そうか、分かったぞ3日前に白戸バンブーロッドの女竹の竹フェルール3#6‘11“やトンキンケーンのノードレス#2/3 7‘2“やトンキンケーンの竹フェルール2/3 7’5”などを振ったからだ。4本ともトンキンケーンで同じ素材なのに、竹フェルールとノーマルのフェルールでは、いい意味でこんなに感覚が違うのか。わたしの体が反応してくれた。

白戸バンブーロッドが竹フェルールで#2/3が多くて、レインボーシーカーさんが3#や#4が多かったということを差し引いても、竹フェルールがいかにソフトかと体で感じられたのは、私にとってとてもよかった。皆さんもぜひお店に来てこの感覚を自分自身で体感してみてください。どちらもとてもいい味が出ていますよ。

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あれ、ロッドソックスが赤いですね。今度の新色ですか。ええ、今までなかったかも知れません。私の悪い癖でついつい長話をしてしまったので、もう午後1時を回っていた。宮川さんたちが来る前に、増田川と九十九川を見て来た話をすると、べっぴんさんがスマートフォンていうやっですか、を出して親指と人差し指でヒヨイヒヨイと画面を動かした。たしか、宮川さんたちが前回ヤマメを釣ったのは、この辺よねと画面を動かしてくれたが、携帯もスマホも持っていない私は、画面を覗きこんでも細く青色の筋がぴーゆ〜と長く蛇行しているだけで、時たまその青い筋が2本になったりしても、さっぱり分からない。結局スマホでは釣り場の説明ができなかった。時代に乗り遅れている60歳ですが、普通の固定電話だって商売をさせてもらっています。

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「そうそう、宮川さん。タッチの差で『フライの雑誌』の102号の広告にレインボーシーカーさんのバンブーロッド4本は間に合わなかったんです」「小板橋さん、うちのは別に広告に載らなくてもいいんですから」。宮川さんも欲がない人だな。

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全然関係ないけど、この間はヘルメットをかぶった背丈が1メートル90センチはあるお客さまが、もう1人体格がいい人と二人で、お店に初めて来た。4トン以上のクレーン車をお店に横付けした。今度ドイツのライン川に釣りに行くのだけど、どんなフライがいいかねと尋ねてきた。

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「すいません、ライン川へは行ったことがないから分からないんです。ルアーの方が仕事は早いんじゃ無いですかね」、とわたしが言うと、もう1人が「じゃあ、この辺でフライをするのはどれがいいですか」と聞いて来た。色々と話したら、この店は商売気が無いけどよく教えてくれると思ってくれたようだ。それからは、よくお店の前にデカいクレーン車でやって来て、買い物をしてくれている。話は長くなったが、要するに携帯やスマホがなくっても、毎日色々な想定外なお客が県内外から寄ってくれる。お客様に便利なようにと思えばスマホを使えばいいのかもしれないが、それができない自分がここにいる。

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レインボーシーカー・バンブーロッド

KT267 100LTS  6‘9“ #3  48,000円 (税込)
KT263 100LT   7‘0“ #3  48,000円 (税込)
KT259 024L3   7‘3“ #3  48,000円 (税込)
KT246 100TK   7‘6“ #4  48,000円 (税込)

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小板橋伸俊(アンクルサム/群馬県安中市松井田町)

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2014年07月16日

白戸さんが頑張ってくれました。

白戸さんが頑張ってくれました。新しいことに挑戦してくれました。女竹、トンキンケーンでノードレス、竹フェルール+金具のある/なしで作って来てくれた。

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最近ノードレスが多くなり、節ありが少なくなっていた。私的には、節ありの方が竹のほんとの味が出ている様な感覚がある。バンブーロッドを振ると、これはトンキンケーンだな、これは真竹だな、淡竹だな、女竹だなと分かる。ところがノードレスだと、一瞬あれ? これ、何の竹のロッドかなと分からなくなることがあり、今回は節ありを多く作ってもらいました。

とはいえ、ノードレスはノードレスの良さがあります。それぞれの良さを楽しんでもらえばいいかと思います。(ちょっと八方美人過ぎるかな?)

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私の田舎では山に入ると、いやでも「しの」と呼ばれている細い竹にぶち当たります。白戸さんと山に竹を探しに行った時に、「小板橋さん、これは矢竹かもしれないし女竹かもしれない。日本には微妙に違う竹が何百種類もあるんです。その土地の呼び方によってもちがうのですよ」と言っていた。

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お店の近くには、庭にこんもりとした矢竹が生えている大きい御屋敷がけっこうある。分からないが。戦国の時代に矢を作るために、植えたのかな? 山で苦労しても中々見つからない、竿作りにちょうどいい太さの矢竹が、垣根のようになっていたりする。悔しいぐらい。

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竹フェルールのバンブーロッドは、継ぎ目がなく1本物を振っている感覚で、途中に金具がないっていいな、なんて私は思っている。白戸さんの話だと、最初はどうも竹フェルールのデザインが、どうしてもボールペンのキャップみたいになってしまった。そこの部分だけ膨らんでしまうのに抵抗感があったらしい。しばらく考える時間が必要だったようだ。でもキャップ式の良さは修理などがしやすいことだという。

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差し込み口がぶつかるとどうしても割れやすいようで、小さな金具を2か所ばかりに使ってある。その方が安心感があるらしい。金具を使わない竹だけのフェルールと、白戸さんらしく、色々なパターンを作って来てくれた。ウレタン系ではなくてカシュー系で塗ると厚ぼったくならないからいいと、話していた。

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また、女竹でも1本作って来てくれた。ほんとに白戸さんは研究熱心でもう嬉しくなっちやう。ぜひ白戸さんの竹フェルールのバンブーロッドの感触をお店に来て体感してみて下さい。竹フェルールが1本あれば、貴方のバンブーロッドの世界が一歩広がりますよ。けして竹フェルールの方がいいと言っているのではなく、使ったことのない釣り竿を使う喜びを味わってみたらいかがでしょうか、という私のご提案です。(意見には個人差があります)

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追伸・・・その日は梅雨の中休みか、じめじめ感がなくカラッとサッパリしていて、大変気持ちがよい日でした。白戸さんが竿を持ってお店に着いたら「小板橋さん、これ飲んで下さい」とバックの中からウーロン茶を出してくれた。「これ。昨日冷蔵庫で冷やしておいたのでまだ、凍っていると思います」。まだしっかり凍っていた。神奈川県から重い思いをして私に持ってきてくれた、白戸さんの大変な心配りは、バンブーロッドの製作にもよく滲み出ている。「今、ルアーロッドも一生懸命製作中です。色々と試しているんです」。

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フライロッドだけ作ってくれていれば、ほんとなら14本ぐらい出来ていても不思議はないのですけどね。白戸さんのルアー・バンブーロッドも楽しみにしています。もうじきお店へ持って来てくれるはずです。

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白戸バンブーロッド

女竹ME#3 6‘11“(竹フェルール金具あり) 28,000円
トンキンケーン・ノードレス#2/3 7‘2“(竹フェルール金具あり) 29,500円
トンキンケーン#2/3 7‘3“(竹フェルール金具あり) 29,500円
トンキンケーン#3/4 7‘4“(竹フェルール金具なし) 29,500円
トンキンケーン#2/3 7‘5“(竹フェルール金具あり) 29,500円
トンキンケーン#2/3 6‘10“(ブラスフェルール) 29,500円
トンキンケーン#4 7‘2“(ブラスフェルール) 29,000円
トンキンケーン#4 7‘4“(ブラスフェルール) 29,000円
トンキンケーン#4 7‘6“(ブラスフェルール) 31,500円
真竹   #3/4 7‘8“(ブラスフェルール) 27,000円

全部消費税込み

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小板橋伸俊(アンクルサム/群馬県安中市松井田町)

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